

各地のイケてる居酒屋、飲食店を紹介している、iDeA潜入班。
今回足を運んだのは、東京における一大飲み屋街、錦糸町。
そこにあるのは、一人飲みから宴会まで対応できる、一風変わった「燻製」の店「錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん」。
イケてるやつなら男も女も、抑えておくべきお店じゃないの?
(取材日:2018年9月3日)
一人から大勢まで使えるお店をチェック
iDeA潜入班が今回向かった場所、それは東京でも有数の歓楽街がある錦糸町だった。
ミッションは「一人でも大勢でも楽しめる店」を探すこと。
しかも、「何か突出した個性があるメニューを出す」という条件も含まれている。
少々難しい条件に思えた我々が見つけた店、それが『錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん』。
まずはメンバーが単身、潜入を試みた。
錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん
- 最寄り駅:JR総武線 錦糸町駅 南口 徒歩1分 地下鉄半蔵門線 錦糸町駅 徒歩1分 地下鉄 住吉駅 B2番出口 徒歩3分
- 住所:東京都墨田区江東橋3丁目8−14 第 一 錦糸 ビル 5F
- 電話番号:03-3635-5055
- 休業日:年中無休
- 営業時間:17:00〜翌5:00
錦糸町南口から徒歩2分


錦糸町駅に降り立ち、南口からロータリーに出る。
相変わらず、人の多い街だ。
そこから、大通り沿いに南へ歩くと、程なくして『錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん』への入り口があった。このお店を電話で予約するこのお店を地図で見る
カウンターあり座敷あり、落ち着いて過ごせる店内


お店に入ると、手作りのような数々のポップや装飾が目に入った。
手書きメニューからは温かみが感じられる。
カウンターから座敷席まであって、テーマだった「一人でも大勢でも楽しめる店」にはマッチしているだろう。
今回は1人だったのでカウンター席にしようかと思ったけど、あえて2人用のボックス席に着席。
おつまみと共に、一人しぶく日本酒をいただく

「くどき上手」 600円(税抜)
飲み物の種類はたくさんある中で、今回はポップメニューにあったおすすめの日本酒を注文。
その名は「くどき上手」。
彼女いない歴○○年なのに。
名前への違和感はともかく、味はやや辛口ながらすっきりとしていて飲みやすい。

「うまいチャンジャ」 390円(税抜)
おつまみとして、チャンジャを注文。
ピリ辛かつ濃厚な味わい、こりこりとした歯ごたえは、たしかにうまい。
お酒が進む、一人飲みには最適な一品と言えるのではないだろうか。
気がつけば、お皿も空になっている。

「蒸し鶏ポン酢」 390円(税抜)
こちらは「蒸し鶏ポン酢」。
肉厚の鶏肉を蒸し上げ、さっぱりとポン酢でいただく。
こちらもお酒にはよく合う、あっさりとした味わいだ。
ちなみにこのメニュー、お店のLINE@に登録することで、無料でサービスをしてくれた。
お得なので、おすすめだ。

ここでなんと、焼き鶏登場。
実はこの系列のお店には行ったことがあり、それを伝えたところ、サービスで出してくれた。
ぼんじりとつくねを塩で。
脂がのっていながら、塩味なのでさっぱりと食べられるのがうれしい。このお店を電話で予約するこのお店を地図で見る
燻製は店内の燻製器でメイキング!


『燻製5種盛合わせ』 590円(税抜)
そしてこのお店の名物、燻製の登場である。
今回は5種盛合わせを注文。
内容は、豚タン、塩レバー、ラムを指定し、あとの2種はお任せにしたところ、うずらとソーセージを出してくれた。
自分で選べるし、お任せも可能とのことだ。

豚タン。
歯ごたえがよく、噛むと豚肉の味わいが口の中に広がる。
燻製することによって、旨味が増幅しているようだ。
ほのかな燻製の香りも楽しめる一品。

さらに燻製の濃縮さを楽しめるのが、うずら。
通常と比べ、黄身の味わいがさらに増している感がある。
一口サイズで、ちょいとおつまみ感覚で食べられるのもうれしい一品だ。
その他のメニューも、白レバーは濃厚かつクリーミー、ラムは独特の臭みが抑えられていておいしく食べられ、ソーセージはマスタードと絶妙にマッチする。
これらの品は、盛り合わせはもちろん、単品でも290円(税抜)から頼めるので、いろいろ食べ比べてみると面白そうだ。

店員さんに聞いたら「全部お店で燻製しているんですよー」。
特別に、店内の燻製器を見せてもらった。
中には、いろいろな食材がぎっしり。
ここから、お店が誇る燻製メニューが生まれているのだ。
酒飲みを唸らせる、さらなるおつまみ

「漬けキノコ」 390円(税抜)
あてがなくなってきたので、追加でおつまみを注文。
「漬けキノコ」は、キノコを燻製にして仕上げた一品で、内容はエリンギ・しめじ・まいたけ・えのき。
キノコの燻製というのはあまり聞かないが、汁が染み込み、お酒が進む。
秋らしさを感じるのにも、いいかもしれない。

「バカうまそら豆 」290円(税抜)
そして、今回ぜひ推したいのがこの「バカうまそら豆」。
軽く揚げてあって塩加減が絶妙。
カレー風味のような感じがあったのだけど、これはスパイスや花山椒によるものらしい。
まさにバカうま、酒飲みにはたまらない味つけである。

一度は食べてみたかった、仙豆が290円とは…(笑)確かに、体も元気でそう!!

「カボチャのチーズケーキ」 290円(税抜)
お腹がいっぱいになってきたので、締めのスイーツへ。
「カボチャのチーズケーキ」、これも燻製して仕上げているらしい。
チーズの風味、ほんのりとしたカボチャの味、そして甘すぎない感じが、お酒を飲んだ後にはちょうどよかった。
遊び心のあるサービス!
燻製料理、そして日本酒と、お店を堪能することができた。
しかし、このお店の魅力はそれだけではなかった。

食事中、店員がおもちゃを持って席をまわってきた。
「平日の17時から19時限定で、ゲームをやって僕に勝つと、メニューにないおつまみをサービスしているんです!」
デメリットはないのでさっそく参加・・・しかし、負けてしまった。
ただ、こうして店員とコミュニケーションが取れるのは、古き良き居酒屋、という感じがして楽しい。

もうひとり、店員さんと軽く話をしてみた。
「メニューはスタッフみんなで考えて案を出し合うんです。毎シーズン30種類くらい候補を出して、その中から7、8品を採用する感じ。自分たちでメニューを作っていけるのはすごく楽しいですよ。他のお店にないメニューもあるので、ぜひまた来てください!」
もちろん、ぜひまた来てみたい。

帰り際には、サービス券入りの燻製ナッツをプレゼントしてもらった。
「お客さんに、家で燻製の香りを楽しんでもらいたくて」
そうしたちょっとした心遣いにも、なんだか心が温まった気がした。
シーンを問わず楽しめる、錦糸町のおすすめスポット!

今回は一人飲みという体で立ち寄ってみたが、デートや少人数での食事、宴会など、使い勝手は非常に良さそうなお店である。
何より、料理がうまい。
宴会コースや飲み放題も充実しているので、酒飲みのニーズにもばっちり応えてくれるだろう。
錦糸町にこんな店があったとは・・・これはぜひ、みなさんに知っていただかなくては。次の休みは『錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん』へ!!
錦糸町っ子居酒屋 とりとんくん
- 所在地
- 東京都墨田区江東橋3-8-14 第一錦糸ビル 5F
- 営業時間
- 17:00〜翌5:00
- 定休日
- なし