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2019年11月26日

F-1GP2019 年間優秀店舗【5】府中っ子居酒屋 燻し家もっくん(後編)

今年も開催された年に一度の「また来たい」No.1を決める祭典、F-1GRAND PRIX(以下F-1グランプリ)。店舗部門では、約1年間「また来たい」に関して、様々な指標を用いて全店舗でランキング。最も「また来たい」を創り出した代表8店舗を各業態から選出。そしてF-1グランプリの当日に、最優秀店舗の座をかけて成果発表会でプレゼンテーションでバトル!!選び抜かれた8店舗の年間優秀店舗のひとつ、に選ばれた府中っ子居酒屋 燻し家もっくんの「また来たい」につながる取り組みについて、店長の松島英輝さんにお話を伺いました。【前編はこちら】

目標を明確にすることで、振り返りにメリハリをつける

僕は2018年5月に府中店の店長になりました。当時は、社員が一人という状況で、府中店は売り上げ的に厳しい状況が続いていたんです。お店を盛り上げていくためには、自分一人だけではなく、アルバイトさんたちの協力も絶対的に必要。そう考えて、まずはアルバイトさん一人ひとりと時間をかけて話をし、今のお店の現状がどうなっているのか、理想はどうなることなのかを伝えることから始めました。

月単位の目標だけでなく、5月の時点で年末までの目標を、全てのスタッフと共有。「目標を達成するためにはどうしたらいいか」を、全体ミーティングだけでなく、一人ひとりと話し合い、しっかり伝えていきました。全員にとって目指す目標が明確になったことが、毎日の振り返りのメリハリにもつながったと思っています。

アルバイトさんたちの“やりたい”を尊重する

上記でも触れたように「社員が一人しかいない」という状況下で理想のお店を体現するためには、なによりもアルバイトさんたちの協力が必要不可欠でした。そのために、目標や店舗理念を共有することに加えて、アルバイトさん一人ひとりが自分の意見を言えるような雰囲気づくりを進めてきました。

具体的には、アルバイトさん一人ひとりがどういう仕事をこのお店でやりたいのかを聞き、それを自分がカタチにして、まずはやってみること。例えば、キッチンやホールのポジションもそうですし、お店のPOPづくりもそうです。アルバイトさんが「やりたい」と思ったことを実際にカタチにすることで、一人ひとりの主体性につながっていったと感じています。

ここで言う主体性とは、「お客さんにもっと喜んでもらうためにはどうすればいいか」を全員が意識し始めたということ。アルバイトさんの仕事に対する姿勢や気持ちが変化していったことで、お客様との絡みやコミュニケーションの数も自然と増えていきました。

成功体験がしっかりと還っていく

仕事を覚えたり、上手くできた時も、僕はスタッフを褒めることはほとんどしません。「これできるようになったんだ、よかったね」ではなく、「じゃあ次はこれをやろうか」と課題を与えます。それは、できることが増えていくことに対してモチベーションを持ってほしいから。

結果として、できなかった時はできなかったでいいんです。大切なのは、その振り返りをしっかり1on1することだと思っています。自分が褒めなくても、お客さんとの絡みの中で、お酒をおごってもらったり、「また来るね」って言ってもらえたりと、ひとつひとつの“成功体験”がしっかりとスタッフには還ってきます。それをモチベーションにしてほしいと考えていますし、今いるスタッフたちはそれを理解してくれていると思っています。

誰が店長かわからないようなお店が理想

ブランドコンセプトでもある「敷居が低くて日常的なお店」というところに、自分の店舗理念である「笑顔」の要素がより強く組み合わされば、府中店はもっともっと素敵なお店になれると思っています。チャンスがあれば挑戦したいと思っているのは、花見やBBQなどのイベントですね。それは店舗内でも、店舗外でもいいと思っています。お客さんとスタッフが一体になって楽しめるような、地域の方々に寄り添った、笑顔を生み出せるイベントをやってみたいですね。

働くスタッフたちにとっては、まずは楽しんで働ける場所でありたいと思っています。「楽」ではなく、「楽しい」であることが大事。真剣に取り組んで、本気で楽しまなければ、それは仕事じゃないと僕は思っているので。スタッフが仕事を楽しめれば、それが店舗理念でもある「笑顔」にもつながると思っていますし、一人ひとりの主体性にもつながります。自分は店長という立場ですが、お客さんから見た時に、「誰が店長かわからないようなお店」であれば、それこそひとつの理想ではないでしょうか。アルバイトだからとか、社員だからとかは関係なく、一人ひとりが主役になれて、輝けるお店。それをこれからも目指していきたいです。

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