
渋谷の胃袋を支えつづけて1周年!
多くの外国人がスマホやカメラを掲げる東京・渋谷のスクランブル交差点。ワールドカップやハロウィンとなると、街ごと祭りと化す渋谷。そんなエネルギッシュな街の胃袋を強力に支える店が、間もなくオープンから1年を迎えるとのこと。しっくりと渋谷に馴染んだ店の様子を覗いてきました!
今回のお目当ては、スクランブル交差点から道玄坂を数分のぼったところにある山小屋、『ステーキロッヂ』。その名の通り、ロッヂのような外観で入口には「道玄坂4合目」の標識も。木の温もりが温かく迎えてくれます。
カウンター席につき、はやる気持ちを抑えるために紙エプロンを装着。欧米人風に親指を立てて記念撮影したら、さっそくメニューをチェック。骨付き肉の「山男のトマホーク」が気になるものの、約1kgとのことで今回はちょっと断念。
迷うこと数分、ふとテーブルを見ると「黒毛和牛」の文字が。ランプにするか、イチボにするか、それが問題だ。
ちなみに黒毛和牛ステーキは日本へ来た旅行客人気No1でおすすめとのこと。
厚くなければステーキじゃない!? 肉屋の想いが込められた厚切り肉
紙エプロンの文字「肉食べる系ダイエット中」は、きっと神のお告げに違いない!?ジューシーなイチボは次回のお楽しみにとっておき、今回は赤身の「黒毛和牛 ランプ」をチョイスしました。
肉を待つ間、店内をいざ物色!目線の高さに置かれているのは、岩塩、コショウ、燻製塩コショウ。ただの塩じゃないあたりもニクい演出です。それらを眺めている間に店員さんがオリジナルソースとガーリックソースもセットしてくれました。
まだランチ時のピークまで時間があったので、オーダーカウンター近くから厨房の様子もチェック。ちょうど肉のブロックをカットしているところでした。ぶ、ぶ厚い!食べごたえのありそうな生肉を見て、胃袋エンジンもうなり始めました。
いよいよご対面です。この厚み、これぞステーキ!The和牛!
3cm以上ありそうな厚切り肉がジュージューと鉄板の上で歌っています。それでは、岩塩をミルで砕いて、ひと口目!
文句なしに旨いことは言うまでもありません。
ベストな焼き加減を逃さず腹へ!
柔らかく、噛めば噛むほど肉の味わいが広がります。店長さんから、レア~ミディアムレアで食べるのがおすすめと教えてもらったので、熱が入りすぎないよう残りの肉をコーンの上に退避させて先を急ぎます。
実は鉄板もロッヂオリジナルのもので、通常の鉄板よりも蓄熱製にすぐれた加工が施されているのだとか。
続けてコショウをかけてひと口。さらに、本わさびを添えてひと口。たまりません、止まりません。柔らかい肉質で歯切れが良く、赤身肉ならではの肉々しさが口いっぱいに広がります。肉の香りと味わいに慣れてきたら、次はオリジナルソースをかけて。まだ熱々の鉄板から上がる「ジュワー」という音が心地よく響きます。『ステーキロッヂ』店内で手作りしているオリジナルソースは、淡路島産のタマネギを毎日手ですりおろし、小豆島産生醤油を合わせた風味豊かな味わいが特長。タマネギから出たやさしい甘みと、生醤油ならではのすっきりとした香りが肉の旨味をいっそう引き立てます。
主役は肉。でも脇役も良い仕事をしています
岩塩だけ、岩塩とコショウ、オリジナルソース。同じ肉でも、食べ方を変えるだけで3つの景色を見せられた気がします。なんとも贅沢。そして、どれも旨い!それもそのはず、『ステーキロッヂ』では冷凍肉を一切使わず、黒毛和牛は低温の熟成庫で一定期間寝かせた、もっとも食べごろの肉のみを提供しているそうです。オリジナルソースや薬味にこだわっているのも、肉本来の旨味を最大限活かすためのもの。何から何まで肉への愛が溢れているのです。
身も心も満たされた頃、店内は大勢のお客さんと「ジュー」という鉄板の音で賑やかに。たっぷり食べたものの「モォーお腹いっぱい」というよりは「モォー一度来たい」になるのは、やっぱり肉の旨さゆえ。
次はジューシー系の部位をオリジナルソース&本わさびで食べるのも良いな、と思いながら帰路につきました。
1人飯もデートも飲み会帰りもおまかせ!
ちなみにステーキロッヂでは今年の4月から深夜営業もスタート。ランチやディナーはもちろん、飲み会帰りの〆ステーキ、出勤前の朝ステーキと、あらゆるシーンに対応しています。渋谷を訪れた際は、道玄坂の山小屋で厚切り肉をレアでクイックに決めてみてくださいね!
ご紹介した「ステーキロッヂ」の情報はコチラから。
ステーキロッヂ(公式サイトはこちら)
TEL
03-6416-4125
営業時間
11:00~翌7:00
住所
東京都渋谷区道玄坂2丁目10-13 成瀬ビル 1F