
ファイブグループには、どのようなキャリアステップがあり、各ステージでどのような仕事に取り組むことが出来るのか──。「5ive Career」では、ファイブグループで実際に活躍している“人”にフォーカスし、それぞれの仕事内容や、入社からこれまでのキャリアの流れなどをご紹介します。
【インタビュー対象者紹介】
寺田愛。2011年入社。現在は、居酒屋事業部のショップコーディネーター(以下SC)として、担当業態のサービス改善・集客UPなどに取り組む。
ブランドの課題を見つけ、改善をサポート
編集部
寺田
はい。私の役職であるSCは、所属するブランドの接客やサービスの向上に特化したポジションです。決められた店舗ではなく、ブランド全体の改善や、メンバーの育成、チームワーク向上、理念浸透などに取り組んでいます。
編集部
店舗そのものに所属する料理長や店長とは違う立場から、店舗づくりを行なっているんですね。具体的には、どういった取り組みがあるんでしょうか。
寺田
具体的な改善案としては、シンプルなものでいえば、店内のディスプレイを作ったり買い足したりして、店舗イメージを変えていくというもの。一番多いのは、店舗のエンゲージメントを高める取り組みを実施するケースですね。
編集部
なるほど。ブランド全体となると、店舗ごとに改善すべき点や課題も異なるように感じます。
寺田
そうですね。実際には、店長に働きかけて1ヶ月程度で改善する場合もあれば、長期間が必要になる場合もあります。なので、課題に対して現状をどのようにしたらより良くできるかをイメージし、実際の店舗施策に落とし込むことが大切になりますね。
理念を汲み取り、具現化していくやりがい
編集部
SCならではの仕事のやりがいや大変さというのは、どういった点にありますか?
寺田
大変さに関しては、店舗に所属していないからこその制限ですね。
編集部
と言いますと?
寺田
自分の所属する店舗の現状を改善していくのは、ある意味では簡単です。ただ、SCの場合には、各ブランドのBD(ブランドディレクター)から依頼を受けて動くうえに、週に1~2回、5~6時間ほどしか店舗にいないので。
編集部
限られた時間の中で深く改善に取り組むとなると、大変そうですね……。
寺田
はい。だからこそ、各店舗の理念をしっかりと受け止めて、その実現のために一緒に取り組み、カタチにできた時にはとても達成感を感じますね。今後もSCとして、いいお店をどんどん増やしていければと思っています。
編集部
頼もしいです!ちなみに、日々忙しいとは思いますが、寺田さんの中で仕事のオンオフはどのように切り替えていますか?
寺田
温泉ですね(笑)。SCはいろいろな地域に出向いて仕事をするので、そのたびに近くのスーパー銭湯や温泉を探して、仕事終わりに行くことを楽しみにしています。
編集部
なるほど!SCならではの楽しみ方かもしれませんね。
寺田
温泉巡りの他には、山とか海とか、自然と触れ合うのも大好きです。たまにサーフィンもするんですが、波に乗っているときよりも、波から落ちて海の中にいる時のほうが、より自然と触れ合えている感じがして好きかもしれません(笑)
「やってみたい」という気持ちが何よりも大切
編集部
最後に、どういう方であれば、ファイブグループでSCとして活躍できると思いますか?
寺田
SCは、限られた時間の中で店舗スタッフとの信頼関係を築き、同時にいくつもの改善を進めなければいけないので、まずはコミュニケーション能力が必須ですね。ただ、一番大切になるのは「やってみたい」という気持ちだと思います。
編集部
と言いますと?
寺田
私自身、もともとは店舗スタッフとして働いていたところから、希望してSCになった経緯があるんです。ファイブグループのお店が好きで、「もっと良くしたい」と思った時に、SCになるのがいいんじゃないかと思って。
編集部
そうだったんですね!
寺田
なので、今は「もっといいお店を増やしたい」という気持ちが仕事のモチベーションになっています。この仕事で一番必要になるのは、そういった想いの強さなんじゃないかなと思いますね。
編集部
寺田さんと同じように、想いの強い仲間が増えたら嬉しいですよね。
寺田
はい。そういった「やりたい」という想いを持って、一緒にお店づくりに取り組んでくれる仲間が増えることを楽しみにしています。
まずは、寺田さんの現在のお仕事内容について教えてもらえますか?