
自薦・他薦問わずに募集し集まった自慢のスタッフを紹介する、「ウチのスタッフのココがスゴイ!」。今回は、お笑い芸人を目指して上京し、養成所に通うために、居酒屋行くなら俺んち来い。池袋店(以下、いざこい)でアルバイト中のるいくん。お客さんからも感謝のお手紙が届くという、るいくんのステキな接客術とは……?!
<ココスゴシリーズ>
【伊藤 沙枝香】現状維持はない!変化と成長を楽しむプロ!
【イ・スゼ】おしゃべりがスゴすぎて今や次期店長候補!?
【たじやん】下北とりとんくんを12年間支えている男。
【ふたばちゃん】パンチョ18店舗を制覇!働いてるけど1年間無料パスGET!
【川島 智子】創業初期からのおもてなしのスペシャリスト!
【ももちゃん】負けず嫌い代表!「お客さんのため」に全力
【ママちゃん】夜は新宿2丁目のママ!掛け持ち&多趣味で大忙し!
【ほのかちゃん】お店でみんなを笑顔に!アクションでもみんなを笑顔に!
【木原 業平】元マジシャン!マジックで新規さんも掴みます!
お笑い芸人の卵です!!
編集部
るい
そうです。出身は青森で、もともとは保育士をしていたんですけど、吉本の養成所NSCに入るために、2019年の5月末に上京してきました。
編集部
保育士から、お笑い芸人。なかなか珍しい気がします。
るい
ちっちゃい頃から、お笑いをやるのが夢だったんです。実はもう相方もいて、一緒にNSCに入ることになってて。ちなみに、相方は小中学校の友達です。
編集部
幼いころから、その相方さんといつか一緒にお笑いをやろうと?
るい
いえ。高校からは別々の道に進んで、お互い就職もしました。ただ、ずっと連絡は取り合っていましたし、心のどこかに「やっぱりお笑いやりたいよな」って気持ちがあって。それで「やろう!」ってなった感じですね。
編集部
長年の想いがカタチになったんですね!NSCにはいつから通い始めるんですか?
るい
2020年の4月からです。1年間そこで学んだ後に、お笑い芸人になる予定。今はそのために、いざこいで働きながらお金を貯めているところです!
編集部
ちなみに、好きな芸人さんは?
るい
芸人さんは全員尊敬してるんですけど、その中でも目指しているのは、チュートリアルさんのような漫才です!
お客さんをよく見て接し方を変える
編集部
そういえば、上京してきて、いざこいをアルバイト先に選んだのは何か理由があるんですか?
るい
東北から東京に遊びに来ていた時に、実は何度かここのお店に来たことがあったんです。
編集部
そうだったんですね!
るい
それで、いい意味で敷居が低いイメージがあって。お客さんとスタッフがずっと友達感覚で話している印象があったし、ここのお店だったらずっと人と話してられるかもって思ったんです。
編集部
るいくん自身が、おしゃべり好き?
るい
そうですね!人と話すの大好きです!
編集部
ってことは、普段の仕事中、メインで担当しているポジションはホールですか?
るい
いえ、その日によってですね。いざこいで働き始めてから半年くらいになりますが、今ではもう全ポジションできるようになったので。
編集部
全ポジション!それはすごい!
るい
ここ半年、かなり多めのシフトで働いてきたので、気づいたらできるようになってた感じです(笑)
編集部
ちなみに、営業中に心掛けていることは何かありますか?
るい
いつも心掛けているのは、「1way2job」ですね。常に両手を使うことと、スピードを意識すること。でも、もちろん盛り付けは丁寧に。
編集部
なるほど。いつも多くのお客さんで賑わっている、いざこいらしい感じですね。
るい
ですね。周年イベントの時には、100人近いお客さんが来てくれることもあるくらいなので。これだけたくさんのお客さんが来てくれるお店を回すためには、やっぱり1way2jobの意識が大事だと思っています。
編集部
接客面では、何か意識していることはありますか?
るい
一番は、お客さんをよく見て雰囲気を感じ取って、それぞれ接し方を変えることですね。
編集部
それは例えば、どんなふうに?
るい
ゆっくり喋りたいお客さんだったら、ガツガツいかないとか。ノリのいい元気な感じで絡むだけじゃなくて、お客さんそれぞれに対して、良い印象になる絡み方をするってことをいつも意識しています。
編集部
普段から、るいくんがそれだけお客さん一人一人のことをしっかり見てるってことですね!
るい
そうですね。なので、がっつり絡んだら強いと思いますよ!(笑)
お客さんからの嬉しいお便り
編集部
先日、るいくんの接客に対して、ファイブグループのHP経由でお客さんから感謝のお便りが届いたんですよね?どんなメッセージだったんですか?
るい
「ヒゲのお兄さんに心地よく接客していただいて、久しぶりに飲食店のサービスに感心したので、一通送らせてください」という内容でした。
編集部
それは嬉しいですね!ちなみに、どんな対応をしたか覚えていますか?
るい
お便りをくれたお客さんは、団体さんの多かった金曜日に2名様で来店された方でした。細かい対応で言うと、少し汁物をこぼしてしまっていたことにお客さん自身が気づいていなくて、それに気づいた僕が、濡れたダスターと乾いたダスターをすぐにお渡ししたんです。
編集部
お客さんをよく見ているるいくんだから気づけたのかもしれないですね。
るい
そういった対応などに対して、「細やかな気遣いや動き、料理の盛り付けなど、近年の飲食業界の疲弊を感じさせない新鮮さに満足しました」というお言葉をいただいて。とても嬉しかったですね。
編集部
「また元気をいただきたい時に利用させてください」とも書いてあったと聞きました。
るい
はい。特段に多く絡んだわけではないのですが、最後はお見送りもさせていただいて。ここまで喜んでもらえたのは良かったなと思っています。
編集部
これからも、お客さんの「また来たい」をぜひたくさん作ってほしいなと思います。あとは、お笑い芸人としても、テレビや劇場でるいくんを見られる日を楽しみにしてます!
るい
ありがとうございます!今日の嬉しさも忘れちゃうくらい売れてやります!(笑)
るいくんは、お笑い芸人を目指して上京してきたんですよね。