
ファイブグループで10年間勤続をした仲間へ贈られる永年勤続表彰。その対象者3名による座談会を開催! ファイブグループで働き続けてきた理由や、10年間で一番印象に残っている出来事、これからチャレンジしたいと思っていることなど、濃密な思い出たちのダイジェストを語ってもらいました!
【参加者紹介】
有留 将吾(ありどめ しょうご):FC業態 串カツ田中吉祥寺店 店長代行
犬飼 育実(いぬかい なるみ):こいくる業態SC
渡辺 祐二(わたなべ ゆうじ):こいくる業態BDF
3人の出会いとお互いの印象
有留:俺らが初めて会ったのっていつだっけ?
渡辺:9年半くらい前じゃない? ドメちゃんが所沢のお店にいた時。
有留:そうだ。お店でよくヤンキーたちと腕相撲大会やってた時だ。
犬飼:ヤンキーあるある(笑)。ほんと謎だよね。
有留:俺はそいつらを片っ端からなぎ倒してたんだよ。調子に乗って、高田馬場店に行った時に、「お前らの店のやつとも腕相撲だ!」みたいなこと言って。今思えば、俺がヤンキーみたいだった(笑)
犬飼:イキってるなぁ(笑)
有留:で、当時の高田馬場店にナベちゃんは居たんだよね。
渡辺:腕相撲はしてないけどね(笑)。ウザイお客さん来たなと思ったら、「系列店のやつかよ!」って。
一同:(笑)
有留:それで結局3人くらいに負けて。
渡辺:全然強くないじゃん!(笑)
有留:ノリちゃん(当時PAスタッフ)とかタクちゃん(当時いざこい馬場店社員)に負けたんだっけ。そんなんだったから、きっと他の人にも「なにアイツ」って思われてたんだろうなぁ。
渡辺:なるみは、そのちょっと前くらいから、高田馬場店の常連だったんだよね?確かまだ学生で、最初はスタッフとお客さんとして会った気がする。
犬飼:そうそう。当時20歳かな?
有留:なるみ、あんまり評判良くなかったよな?
犬飼:いやいや、評判は……まぁ、良くなかったかも(笑)
一同:(笑)
渡辺:当時は学生だったけど、とにかく「よく飲みに来るな」と思ってた。かまってちゃんだし、「酒好きすぎだろ!」みたいな(笑)
有留:当時からファイブのお店でバイトはしてたんだよね?
犬飼:そう。初めて高田馬場店に行ってから半年も経たないうちに、池袋の俺とりでバイトし始めて。バイトの日以外は、だいたい高田馬場店にいた。
有留:学校どうしたんだよ(笑)
犬飼:ちゃんと学校も行ってたから! 学校が近かったから、高田馬場店によく行ってて。当時のナベちゃんはイケイケだったよね。
有留:そうそう、(お腹を指さして)こんな肉無かったし。
一同:(笑)
犬飼:今はすごい丸いけど、当時はイケイケで。
有留:ほっそほそだったよね。ギャル男だったけど、チャラさはなくて。
犬飼:そう!(笑)
有留:変な女関係の噂なんかも聞かなかったし。
渡辺:そういう人なんです、僕は。
犬飼:その後も変な噂は聞いたこと無いよね(笑)
有留:今やもう丸くなっちゃって……。
渡辺:見た目通りですよ。
二人:ほんとにね(笑)
あっという間の10年間
有留:自分もだけど、本当に2人とも、よく10年間も働いてるなぁと思う。今の自分の姿なんて想像してなかったでしょ?
犬飼:全然(笑)。21歳で入社したけど、26歳くらいになったら現場にはいないと思ってたし。今、30歳近くになって現場で働いてる姿は想像してなかった。でも、ドメさんは出会った時には30歳超えててバリバリやってたから、すごいなって思ってたよ。
有留:俺も辞めると思ってたよ。少なくとも10年働き続けるなんて考えてなかった。
渡辺:俺なんて、そもそも辞める意志を持って入社してるから。店長になって、一通りの業務をやったら独立するとか、次の環境に行こうと思ってた。
有留:じゃあ、ここまで続けてこられた理由ってなんだと思う?
犬飼:私は完全に人の魅力ですね。
渡辺:一緒に働いた人たちってこと?
犬飼:そう。その時々で凹んで、「もうだめだ」って思うこともあったけど、その度に必ず声を掛けてくれる人とか、救ってくれる人がいて。一緒に働く人たちにすごく恵まれてると思ったし、今度は自分がそれをやってあげられる人になりたいと思ったから、まだいれてるんだと思う。
有留:俺もほとんど一緒かな。要は、10年間働き続けられるような後輩を、今度は自分が育てていきたいんだよね。
渡辺:俺の場合は、ファイブグループに入って、自分がちっぽけな、無知な人間なんだなってことを痛感したのが大きいかな。もちろん、自信を持てるようになったら辞めようって考えはずっと持ってたんだけど、思った以上に難しくて。
二人:うんうん。
渡辺:で、「あれもできない」「これもできない」とか思ってる中で、新しいことに挑戦させてもらったり、新しい環境に行かせてもらったりってこともあって、気が付いたらあっという間に10年間経ってたみたいな。
犬飼:わかる! ほんとにあっという間。自分の中では、もう生活の一部というか、大部分になっちゃってるっていうのもある。
渡辺:それこそ僕は30歳で、なるみは29歳だけど、10年ってなると、もう人生の三分の一を過ごしてるわけで。自分の人生の三分の一を捧げているコミュニティなんて、家族以外にないからね。無くなるっていうのは、もうイメージできなくなっちゃってるのかも。
有留:ほんとにそうだよね。
10年間で一番印象に残っていること
渡辺:これまでの10年間で、一番印象に残ってる出来事って何?
有留:なるみは、どうせお酒の失敗だらけでしょ?(笑)
犬飼:他にもあるから!(笑)
渡辺:でも、なかなかNo.1って決められない気がする。
犬飼:私の場合は、当時の営業部長に拾い上げてもらったことかな。私が全然仕事できなかったのが悪いんだけど、その時の働き方にどんどん疲弊していっちゃって、たった一回だけ仕事を無断欠勤しちゃったことがあるの。次の日にも謝りに行けなくて。
有留:そうだったんだ。
犬飼:結局、翌々日くらいに謝りに行ったけど、「話すことはない」って言われちゃって。「すいませんでした。じゃあ辞めます」ってなったんだけど、「連絡がくるみたいだから待ってろ」って言われて。それで話を聞きに行ったら、「身体も休めながら続けなよ」って言ってくれて、当時まだ始まったばかりのSA社員って形に変更してくれた。それが無かったら今の私はいないから、どこまで行ってもそれが一番かな。
渡辺:僕はやっぱり一番は決められないんだけど、印象に残ってるのは、当時アルバイトで働いていた時に、会社の店舗休暇制度を使って、お店の皆でタクちゃん(当時いざこい馬場店社員)の結婚式に行ったことかな。
犬飼:すごい!
渡辺:満場一致で、「タクちゃんの結婚式のために使おう」って。そういうお店の一体感は、当時は当たり前だったけど、BDFの立場になって店舗を見るようになった今だからこそ、すごいことだと思うようになった。
犬飼:今一緒に働いている人だけじゃなくて、常連さんの結婚式に行ったりとか、昔バイトをしてた子の結婚式に行ったりとかもあるよね。
渡辺:まあ、そのぶんご祝儀がキツイってのはあるけど(笑)
一同:(笑)
有留:ほんとに、そういう一生切れることが無いであろう人の縁っていうのは、俺自身もめちゃくちゃ感じる。偶然じゃなくて、行く先々にそういう人との出会いがあるんだよね。ナベちゃんが10年間のNo.1をひとつに絞れないのは、ファイブではそんな出会いが、定期的にというか、すごく多いからじゃない?
渡辺:そうだね。一回だったらそれだけが印象に残るかもだけど、日頃からそんな出会いや縁を感じることが本当に多い。
犬飼:うんうん。誰かに救われたり、助けてもらったりもね。
有留:No.1を挙げられないほど、ドラマチックな出会いが多い会社ってことで。
渡辺:そりゃもう、僕はドラマチックな出来事が死ぬほどあるから。
一同:(笑)
犬飼:それを今日話してたら時間が足りない(笑)
有留:ほんと、ナベちゃんはよく生きてるよね。
渡辺:そのへんの話は、時間がある時にまた。
これからチャレンジしたいこと
有留:ファイブグループでこれからどんなことに挑戦していきたいと思ってる?
犬飼:私はやっぱり、日々の営業の中で人が多く疲れてしまったり、その結果仕事を辞めてしまったりっていう現状があるから、SCとして、まずはそれらをどうにかしていきたい。それは個人のためでも、こいくる業態のためでも、会社のためでもあると思ってるから。
有留:俺は、ファイブグループという存在を、もっと世間に広めていけるような影響力を持てたらいいと思うかな。それこそ、ファイブが大切にしている理念のもとであれば、その形は飲食店じゃなくてもいいと思ってるし。例えば、遊園地とか作れないかな?
渡辺:ほんとさ、考えることがポジティブだよね(笑)
有留:よくない?街中にジェットコースターだけポンってあって、500円で乗れたりとか。
一同:(笑)
犬飼:アイデアがあさっての方向から飛んでくるから、いつもびっくりする(笑)
渡辺:まぁ、発想の着地点がおかしいとは思うけど、理念に沿ってもっと幅広いことをしていくっていうのは、僕も近いことは思ってる。それこそ、1年目や2年目の後輩たちからしたら、僕らは仮にも10年選手なわけで。僕たちが先陣を切ってもっと仕事を楽しめる環境を作ってあげたり、幅を広げていってあげたりしないと、やっぱり憧れてもらえないなと思うんだよね。
二人:うんうん。
渡辺:これまでは、会社が成長するために「こうするべき」「こういう人であるべき」っていうやり方が主流だったけど、固定観念に縛られるんじゃなく、もっと会社を進化させていきたいというか。その結果、1人でも多くの人が仕事に楽しさややりがいを感じて、10年以上働ける会社になれたら素晴らしいんじゃないかなと思う。
犬飼:会社の理念が根本にあれば、形はどうあれってことだよね。
有留:それこそ、会社理念とのマッチ度というか、共感度が高い人であれば、どんどん前に出ていくべきであって。
渡辺:本当にそう思う。そこはいくらでもチャレンジできる会社だから。
後輩たちへのメッセージ
有留:さっきの話じゃないけど、ファイブグループって、自分から環境を変えていける会社なんだと改めて思う。逆に、変えられないと思ってる人がいるとしたら、それはすごく残念。
犬飼:うんうん。
有留:それはまだ、自分に変える力や、変えるための仲間が足りてないだけなんだよね。ただトップダウンの指示を待ってるだけじゃ、すごくつまらない会社になっちゃう。自分で考えて、「もっとこうしたほうがいい」って意見があれば、リクエストしたっていいよね。
渡辺:やっぱり、受け身になっちゃってる子たちが多いよね。
有留:ほんとにそう。でもそれは、その子たちのせいじゃなくて、俺らの背中が良くなかった。
犬飼:うん。導いてあげられてないっていうのもあるし、そのための自信をつけさせてあげられてないっていうのも、私たちの責任っていうのはあって。自分みたいなダメ社員からスタートした人間でも、今はこれだけできてるから、全員やれると思ってる。
有留:なるほどね。
犬飼:何もできなかったけど、会社を好きで、楽しむっていう気持ちを忘れなければ、ここまでは来れるんだよって(笑)。
有留:ナベちゃんは?
渡辺:なんていうか、とにかく10年間って光のように早いから、今の目の前の大切な人とか、大切なこととか、やらなきゃいけないことから逃げないでほしいというか。
犬飼:確かに。
渡辺:ぼんやりと生きてたら、ぼんやりとした10年になっちゃうよって。もっと必死になって毎日過ごしたほうが絶対に楽しいし、仕事も遊びも本気のほうが絶対いい。これは、メッセージというか、僕が10年ファイブで働いた率直な感想かな。
有留:ほんと、その通りだと思う。そのほうが絶対に楽しいよね。
対談を振り返って
10年という時間をファイブグループで過ごしてきたからこその、経験や成長、そして多くの出会い──。思い出話が次から次へと出てくる座談会は、笑い声の絶えない、とても楽しい時間となりました!
3人の10年間のストーリーをプレイバック!
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