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【檜山 友弥】役者として生きていくと決めたから、何事にも手は抜かない。

自薦・他薦問わずに集まった自慢のスタッフを紹介する「ウチのスタッフのココがスゴイ!」。今回は、役者を本業としながら、酒呑んで飯食って蛙之介野毛店(以下、蛙之介野毛店)のアルバイトとしても活躍中の檜山友弥(ひやまゆうや)さん。つい最近、自身で新たな劇団『雨と芝』を立ち上げ、SNSやYouTubeでの発信にも精力的に取り組むゆうやさんに、役者業について、蛙之介野毛店の仕事について、日々の仕事の中で心掛けていること、これからの目標などを聞きました!

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役者になるために、入社式当日に退職届を提出。

編集部

今回のインタビューは、蛙之介のBD(ブランドディレクター)であるトシキさんから、「役者業もお店の仕事もめちゃくちゃ頑張ってる子がいるから取材してほしい!」って依頼があったんです。まずはそんな熱い推薦を受けた率直な気持ちはどうですか?

ゆうや

ありがとうございます!シンプルに嬉しいですね。

編集部

ゆうやさん自身は、どんなところで自分がお店に貢献できているなって感じます?

ゆうや

単純にシフトの多さもあると思うんですけど、僕自身、仕事に対して手を抜くのが好きじゃないんです。なので、日頃からバイトのみんなを激励したり、MTGでも意見を出したり。そういう積極的な姿勢を評価してもらえたのかなって思います。

編集部

なるほど!そういえば、ゆうやさんは蛙之介野毛店で働き始めてどのくらいでしたっけ?

ゆうや

10ヶ月くらいなので、まだまだ新人です。

編集部

いい意味で新人っぽくないですよね!真面目だし、めちゃくちゃ頼もしいです!

ゆうや

そんなことないですよ。お店ではいつもおちゃらけてるので(笑)

編集部

今日はぜひ、ゆうやさんの役者業についても詳しく聞いてみたくて。まず、役者としては具体的にどんなお仕事をしてるんですか?

ゆうや

もともとは事務所に所属して、演劇の舞台に立ってました。ただ、今はコロナウイルスの影響で劇場が使えなくなってしまって、事務所も衰退してしまったので、その事務所は辞めてしまったんです。

編集部

なんと…。そうなると、今はどんな活動をしているんでしょう。

ゆうや

今は独立して、自分で立ち上げた劇団で活動をしています。

編集部

え!自分で!?

ゆうや

はい。『雨と芝』という劇団で、メンバーはもともと同じ事務所だった仲間や、同じ舞台に立ったことのある仲間たちです。今は劇場が使えないので、YouTubeやSNSなどを使って、脚本家さんに書いてもらった本で演技を撮影した動画を配信しています。

編集部

すごい!ちなみに、そのYouTubeチャンネルやSNSって、今回の記事で紹介してもいいですか?

ゆうや

ぜひお願いします!

編集部

ありがとうございます!


『雨と芝

檜山友弥(リーダー/行動派)、 鈴木みや(紅一点/世話焼き)、 近藤僚太(アーティスト/天然)、羽成耕祐(脚本/ギャグセン×)からなる劇団。舞台に主軸を置きつつ、現在はSNSでのショートムービー配信の他、YouTubeチャンネルにおいてオリジナル作品『こどもたち計画』の配信なども行っている。※2020年8月現在
★YouTubeチャンネル ★『こどもたち計画』episode:1
★Twitter ★Instagram ★TikTok

編集部

めちゃくちゃ面白そう!そもそも、役者業はいつ頃からしてるんですか?

ゆうや

大学を卒業してからですね。なので、実はまだ一年ちょっとくらいなんです。

編集部

「役者をやりたい」と思ったのには、どんなきっかけが?

ゆうや

中学生の頃からずっと興味はあったんです。学校の文化祭でも漫才やコントをするようなタイプで。

編集部

そういう子いますよね!

ゆうや

みんなの前で演技するのが楽しかったのと、あとはシンプルにテレビっ子で、そういう世界に憧れがあったのもあります。その後、TEAM NACS(チームナックス)が大好きになって、舞台役者に憧れるようになりました。特に大泉洋さんが大好きですね。

編集部

ステキな役者さんですよね!でも、そういった想いはあったものの、実際に役者として一歩を踏み出すのは大学卒業後に?

ゆうや

はい。親に大学まで行かせてもらってたのもありますし、なかなか決断ができなかったんです。

編集部

そういう真面目さも、なんだかゆうやさんらしい気がします。

ゆうや

それで、ウェディングの会社に新卒入社するところまで決まってたんですけど、「このまま社会人になったらやりたいことが出来なくなって絶対後悔する」と思って。結局、その会社の入社式当日に退職届を提出しました。

編集部

なんと!!行動力がすごい…。

ゆうや

良いことなのか悪いことなのかはわからないですけどね(笑)

編集部

そして現在に至るわけですね。ちなみに、これまでの役者のお仕事の中で、いちばん印象に残っているものは何ですか?

ゆうや

去年の11月に公演した演劇の舞台ですね。その公演で、『雨と芝』で一緒になるメンバーとも出会えましたし、蛙之介野毛店のスタッフたちが観に来てくれて嬉しかったのもあって、とても印象に残ってます。

編集部

ステキ!お店のみんなも、ゆうやさんを応援してくれてるんですね!

ゆうや

そうですね。舞台の稽古があるときには1ヶ月まるまる休ませてもらったり、急なオーディションがあるときにはシフトを調整してくれたり。ありがたいことにストレスなくやらせてもらってるので、そのぶん自分もお店に貢献できることはしたいと思ってます。

 

蛙之介だからこその、楽しさとやりがい。

編集部

続いて、蛙之介野毛店での仕事についてもお聞きしたいです。そもそも、数あるアルバイトの中で、このお店を選んだ理由は何かありますか?

ゆうや

そこに関しては、ぶっちゃけ、求人サイトを見ていて一番上に出てきたからっていうのが大きいです(笑)。前職を辞めてしまったので、「まずは生活費を稼がないとヤバい!」ってなっていたので。

編集部

それは仕方ないですね(笑)。ただ、蛙之介野毛店はファイブグループの中でもトップクラスの繁盛店ですし、慣れるまでは大変だったんじゃないですか?

ゆうや

最初は衝撃的でした。面接の時に、トシキさんから「他の居酒屋よりは少し忙しいかもしれないよ?」って言われてたんですけど、出勤初日になって「どこが少しだよ!!」ってなるくらい(笑)

編集部

それくらい忙しかったと(笑)

ゆうや

なにがスゴイって、同い年から2歳上くらいまでの同年代の子たちが、アルバイトなのに、社員さんみたいに真剣にお店に向き合って働いてるんです。部活みたいだなって思いました。

編集部

蛙之介野毛店のスタッフたちの熱さが伝わってきます…。ちなみに、その中でも特にすごいなと思ったスタッフって誰ですか?

ゆうや

みんなそれぞれスゴイんですけど、その中でも、ペロっていうあだ名の先輩スタッフには驚きました。同い年なんですけど、同い年でここまで仕事に熱心な人が世の中にいるんだって思ったくらいで、とても尊敬してますね。

編集部

実際に働き始めて約10ヶ月。今ではお客さんからの信頼も厚く、ファンも多いゆうやさんですが、日々の仕事の中でやりがいや楽しさを感じる瞬間ってどんな時ですか?

ゆうや

大きくわけて2つあって、ひとつはアルバイトの他のメンバーから頼ってもらえた時。もうひとつは、お客さんから「また来るね」って言ってもらえた時です。

編集部

また来たいお店づくりは、まさにファイブグループ全体でも大切にしている考えですね。

ゆうや

それに関連して、つい最近もひとつ嬉しいことがあったんですよ。

編集部

なんですか?

ゆうや

自分はキッチンで鉄板を担当してるんですけど、目の前が立ち席なんですね。そこに、他の席が空いているのに、「ゆうやと話したいからこのまま立ってるわ」って言ってくれたお客さんがいて。しかも「また明日来るね」と言って、本当に次の日にご夫婦で来てくれたんです。

編集部

すごい!めっちゃ嬉しいですね!

ゆうや

リップサービスというか、冗談で「明日も来るね」って言われるんじゃなくて、その言葉通りに本当にまた来てくれるとやっぱり嬉しいですね。

編集部

ほかに印象に残っているお客さんとのエピソードはありますか?

ゆうや

やっぱり「常連祭」ですね。常連さんだけを呼んでお店がいっぱいになる日なんですけど、そこに来てくれたサラリーマンのお客さんたちが、今でもほぼ毎日お店に来てくれてて。自分が心を掴んだお客さんが、他のスタッフたちとしゃべってる姿とか、仲良く一緒に飲んでる姿を見て嬉しくなりました。自分のやってきたことが、こうしてカタチとして現れることもあるんだなって思いましたね。これがその時の写真なんですけど…

編集部

ステキ!これだけたくさんのお客さんたちに喜んでもらえてるって感動的です。お客さんの心を掴むために、ゆうやさんが日頃から心掛けていることは何かありますか?

ゆうや

いちばんは、お客さんとの距離感です。年齢や雰囲気、おしゃべりの様子などを見て、ファーストタッチをどうするかを常に心掛けてます。

編集部

たとえば、こういうお客さんならこうしてる、みたいな具体例ってあります?

ゆうや

大学生や同年代の若いお客さんだったら、最初は敬語で入っていくんですけど、どんどん友達みたいにフランクに話して仲良くなったり、サラリーマンの2人組のお客さんだったら、スタッフと話したいお客さんなのか話したくないお客さんなのかを見極めたり。女の子が好きそうだったら、若くてかわいいスタッフに振ったりもしますね(笑)

編集部

なるほど(笑)。お客さんとの距離感という言葉は、“都度感”を大切にしている蛙之介ブランドの特徴ともつながる気がします。

ゆうや

そうですね。営業中は、そういったお客さんとの距離感を図りつつ、自分が今何をするべきかを常に考えながら動くようにしています。

 

応援してくれる人たちに、ちゃんとカタチで応えたい。

編集部

最後に、これからのゆうやさんの目標をぜひお願いします!

ゆうや

役者としても、蛙之介野毛店のスタッフとしてもそうなんですけど、応援してくれる人たちに、結果をしっかりカタチにして残せるようになりたいと思っています。

編集部

カタチとは、たとえばどんなものを目指していますか?

ゆうや

劇団で言えば、まずは自分たちの作品で劇場を満席にすることです。ただ、今はコロナウイルスの影響で劇場がどうなるかわからない状況なので、それとは別に、地方テレビ局で自分たちの番組を持つっていうのもひとつの目標にしています。

編集部

おお!ちなみに、いつまでに実現したいっていうビジョンはあります?

ゆうや

来年には何らかのカタチにしたいですね。実は今も、アポなしでテレビ局に企画提案をしたり、作品を持ち込んだりしてるんです。

編集部

めちゃくちゃ精力的に活動してるんですね!

ゆうや

蛙之介の仕事に関しては、自分じゃなくて、他のアルバイトの子たちにもっとファンを作ってあげたいと思っています。

編集部

と言いますと?

ゆうや

蛙之介野毛店の男性陣が、みんなシャイなんですよ。女の子はけっこう気の強い子たちが集まってるんですけど(笑)。ただ、男の子たちもめちゃくちゃいい子たちなので、どうにかファンをつけてあげたいなって。

編集部

仲間の成長をサポートしてあげたいんですね。

ゆうや

もともと熱意のあるメンバーばかりなので、ファンがつくことでもっと自信になると思うんです。「あのお客さん、自分のファンになったぞ」って言えるようになることが、結果的に個々人のためにも、お店のためにもなると思ってるので。

編集部

なるほど。ちなみに、これからファイブグループのお店や蛙之介野毛店で働いてみたいと思っている方々に向けて、どんな人だったら楽しみながら働ける場所だと思いますか?

ゆうや

たとえば大学生の方であれば、他の居酒屋で働くよりも圧倒的に社会勉強になるのは間違いないのでおススメしたいです。あとは、人とつながる楽しさを知ることができる場所なので、そういうところにモチベーションを感じられる方であれば楽しめると思います。

編集部

ゆうやさん自身は、こんな新しい仲間が来たら嬉しいなって思う人物像はあります?

ゆうや

蛙之介野毛店に関していうと、自分の意思を持ってる人ももちろん大歓迎なんですけど、それ以上に、誰かのために、お店のために、みんなで何かを成し遂げることが好きな人だと嬉しいですね。

編集部

ゆうやさんのこれまでの話からも、納得ですね。そういう仲間が増えてくれたら、ファイブグループとしてもめちゃくちゃ嬉しいです!

編集部

そういえば、役者としてのゆうやさんにも会いたいって思った場合、チケットはどこで買えるんですか?

ゆうや

YouTubeやSNSを見てもらうのが手っ取り早いとは思うんですが、お店に来た時に、「舞台にも興味あるんだけど」って言ってもらえればチラシもお渡しできます。ありがたいことに、実はすでに、「舞台決まったら会社でまとめてチケット買うから」って言ってくれている常連さんもいるんですよ。

編集部

すごい!!ゆうやさんの役者としての活躍もこれからすごく楽しみです!

ゆうや

ありがとうございます!役者としても、蛙之介野毛店のスタッフとしても、もっと活躍できるように頑張ります!

編集部

せっかくなので、最後にもう一度、『雨と芝』の紹介をして本日のインタビューを終わりにしましょう。本日はありがとうございました!

ゆうや

ありがとうございました!

『雨と芝
檜山友弥(リーダー/行動派)、 鈴木みや(紅一点/世話焼き)、 近藤僚太(アーティスト/天然)、羽成耕祐(脚本/ギャグセン×)からなる劇団。舞台に主軸を置きつつ、現在はSNSでのショートムービー配信の他、YouTubeチャンネルにおいてオリジナル作品『こどもたち計画』の配信なども行っている。※2020年8月現在
★YouTubeチャンネル ★『こどもたち計画』episode:1
★Twitter ★Instagram ★TikTok

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