
すべての瞬間を楽しまなければならない
仕事をしているときも、家にいるときも。夫婦で過ごす時間も、友達との時間も。すべての瞬間が「あなたの時間」です。だからすべての瞬間が自己責任。批判ばかりして周りを暗くするのも、ポジティブに捉えて明るく振る舞うのもあなた次第。僕は、すべての瞬間を楽しむ人と仕事がしたいーーそう思っています。
低い楽しさには飽きがきます
目の前の楽しさを追い求めるばかり、ちょっとした不満に対して批判をする人がいます。僕はそれを受け付けることができません。そんな批判はみんなを嫌な気分にさせ、やる気を削いでしまいます。「本質的な楽しさ」を求める人は「どうすればよくなるのか」を指摘し、提案ができる人なんです。
今ある周りの幸せ・楽しさを持つ(HAVE)のではなく、一つ残らず感じて(FEEL)ください
一つ残らず、周りの幸せや楽しさを感じる感性を大切にしてほしいんです。幸せや楽しさは「そこにあるもの」ではなく、「作り上げるもの」だから。僕たちが携わっている飲食業はお客さんを楽しませる仕事。お客さんを楽しませることが自分の楽しさになっている状態になるといいなあ、と思っています。
楽しいは「実のある楽しさ」のこと
「楽しむ」ことと「楽をする」ことを混同しがちです。ふざけておちゃらける時間があってもいい。でも、本当の楽しさには「実」があるんです。忙しさの中にも楽しさを見出せる人が人生における勝者なんじゃないかな。目の前にわかりやすく現れる表面的な楽しさに囚われないでほしい。
楽しむことを諦めるな
給料をもらうために出勤して、タイムカードを切って、目の前の仕事の意味を考えずにとりあえずこなし、感情のない「いらっしゃいませ」を機械的に繰り返すーそんな働き方をすることも可能です。でも、そう割り切ってしまった瞬間に成長は止まります。あなたの人生のためにも、「なんとかして楽しもう。仕事も私生活も楽しもう」と貪欲に求めてほしいと思っています。
幹部で集まって決めた5つの「会社の目指す姿」。一番最初に「みんなで楽しさを創造する」という言葉があります。これは怒られて言う通りにする時代はもう終わり、一人ひとりが自ら気づいて価値創造していく時代だという思いが込められています。「みんなで」というところも大事。「楽しさを創造する」というところも大事。一見辛く見えることも、楽しさに変えていける会社にしたいと思っています。