
今年も10月1日にファイブグループの内定式が行われました。当日は2020年度の内定者30名が参加。池袋 Cafe&Dining ペコリにて第一部が内定式、第二部が懇親会の二部構成で開催され、第二部では、この日だけの特別メニューで内定者の皆さんを全力でWelcome!!その当日の模様や、内定式でのファイブグループ代表取締役社長 坂本憲史による内定者へのメッセージを一部抜粋して、ご紹介します。
【内定者の皆さんへ】『モテ社員』を目指して欲しい
「皆さん、はじめまして。こうして顔を合わせるのは初めてですね。非常に皆さん凛々しくて良い顔しているな、と思います。『今年も非常にいいな』と思います。まるでワインのように『今年、最高の出来栄え』という言葉を使いたいくらい素晴らしいです。高卒で入ってくださる方や、外国から日本企業であるファイブグループを選んでくださる方もいて、会社が成長している証かな、と思います。
いくつか大事なことを伝えます。僕が大事にしていることを知ってもらうことで、ファイブグループがどのような会社なのか、が分かって安心してもらえたら嬉しいです。
まず、皆さんには『モテ社員』になって欲しい。異性・同性・上司・部下・仲間・約3000人のアルバイトさん。そして年間600万人くらい来てくださっているお客さん。この方々に対して『あなた』という存在がモテる。好感度は人格がベースにあります。人となりが財産になるので、是非それを磨いてください。多くの人と否が応にでも、接することになります。その中で、難しいことだけれども『人に好かれる』ということは、どういうことかを学んで欲しいんです。上手くいかないこと、誤解されることもあると思う。そういうことを仕事の中で学ぶ。100点満点になることはないです。僕でも99点くらい(笑)。
どうやったら、伝わるのか。どうやったら分かってもらえるのか。その繰り返しの中で学んでください。皆さん伸びしろがあるので、是非『モテ社員』を目指して欲しい。私は、個の成長というものを期待していますし、皆さんも自分の成長を期待しているでしょう。お金稼ぎは求めないでください。お金を求めようとすると、お金は入ってこない。これは自分の実力で、自ずと追いついてきます。実力の本質的なものは『何かを与える』ということ。与えると貰える、というのが人間社会の原理原則。
サービス業では、サービスを通して商品の提供や付加価値を与え続けます。私たちは威勢良く、気前良く、価値のあるものを与えています。楽しんでください、喜んでくださいという気持ちが伝わった時に、次回に続いていく。全ての商売は、そのように成り立っているので『与える。そこから得る』ということを意識してください。」
多様性の中で、自分の勝ちパターンを見つける
「ファイブグループはマネジメント会社です。アルバイトさんが約3000人に対して、社員が300人で10分の1。この環境の中で、求められるのはマネジメントする、ということ。一緒に働く人たちに、気持ち良く、理解してもらって、同じ方向を向いて、共に働いていく。ということを、自分の力で出来るようになる能力を身につける会社です。手前味噌ですが、同じ業界で、マネジメントが身につくのはトップレベルだと思っています。これだけ多岐の業態、異なる業種を持っている会社は珍しいです。様々なノウハウがあるので、マネジメント能力を身につけられる。
仕事のほとんどは、人で悩みます。そのことを理解して、覚悟を決めてください。悩みは続きます。僕も悩みを無くしたいけど、質が変わるだけで、悩みは続いています。その質が上質になればいい。家庭や私生活でも同じです。人で悩む、ということが無くなることはありません。
私たちは皆さんを束縛するつもりはありません。万が一、会社に何かあった時、会社を辞めなくてはならなくなった時、それでも生きていける人を育てます。皆さんに一番良く、市場価値の高い人間になって欲しい。そのために関わっていきます。三年で、強い意思・スキルを持った一人前にしていきたい。ちゃんと教えるし、皆さんにも考えてもらいたい。市場価値は周りが決めることです。期日や約束を守る人、成果を上げられる人が評価されるので、是非、市場価値を高めてください。それをある程度意識しないと、ファイブグループでしか通用しない人になってしまいます。
全員ではなくても今、不安な人もいるでしょう。これでいいのかな?と思う人もいると思います。どの会社でも本質は同じです。どの仕事にも、メリットとデメリットがあります。人も同じ。良いところだけ見ていても理解できません。悪いところも見て、理解して付き合っていくことが大切です。両方見て、正確に判断していくことが大人。一年後に、社外の人と話してみてください。他が何をしているのか、を知ることで見えてくることがあると思います。それまでは悩んでも無駄、不安になるだけです。不安はつきまとってきます。
私たちは多様性を大事にしています。違う、ということを大切にしてるし、まだまだ業態も増えていくので、何がしたいのかを話して欲しいです。偉い、偉くないではありません。みんな違う中で勝ちパターンを見つけられるよう、三年間徹底的に、何で勝つかを探してください。そのパターンを大事にして、自信を持って物事をつくっていきましょう。」
21世紀を一緒につくっていきたい
「多業態であることで、人の可能性を最大限に出来ると思っています。企業として、効率は悪いけれども、いろんなことに挑戦することで、リーダー性が育つ。僕の業務は皆さんの可能性を最大化することです。僕を超える人もいるかもしれない。それを期待して、発掘するためにいろんなことをやっています。当然、ノウハウも伝えます。その中で全員が力をつけた時、ビックバンが起きる。それがこの会社で起こしたいことなんです。
力がない人は付いて来てください。力がある人は引っ張ってください。この三年でしっかり揉まれてください。生きていく力が身につくはずです。多様性の中でリーダー性を磨いて、努力の元で、得るものを得て、全員がプロを目指して欲しい。かなりいろんなところで、リーダーが生まれています。僕はリーダー性をしっかりと磨ける会社にすることにコミットします。
私たちは今、“21世紀を代表する飲食カンパニーへ”を経営ビジョンに掲げ、目指しています。皆さんは21世紀生まれですよね。20世紀は量の時代でした。それが今、おかしなことになっています。おかしい、ということに気づいてください。時計が100円で売られていたり、電子レンジが2000円だったり、無料で情報が手に入る。本来は価値があるものにお金がつくのが、商売の仕方が変わりました。かつては洗濯機・テレビ・冷蔵庫の三種の神器が欲しくてみんな働いていた。それが今では一ヶ月働けば手に入ってしまう。量から質へ変わってきています。
ファイブグループは、いたずらに店舗展開をしません。数より質。一店舗ずつ良い店をつくり、満足感とやりがいが強まる店を大事にしていく。立場関係なく、一緒に話せる環境も21世紀だと思っています。どうすれば社会が良くなるのか、一緒に考えていきましょう。“21世紀をつくる”ということで、来年の春を輝かしい気持ちで迎えましょう。皆さんの入社を心から歓迎しています。」
来年の春、お会いしましょう!!
内定者の皆さんへの想いがこもった挨拶の後、内定証書の授与、内定者代表者による決意表明が行われました。『モテる男性と女性になるよう、頑張ります!』という力強い宣言に、頼もしさを感じる一幕も。最後に、人事総務本部長の光藤さんから『学生生活に後悔なく、しっかりとやりきったと思えるような時間を過ごして、来年の4月1日を迎えて欲しいです。皆さんの話を聴けることを楽しみにしています。』というメッセージで第一部は終了。第二部では各業態のブランドディレクターや2018年度に入社して活躍中の社員、2019年度の新卒新入社員を交えて、ファイブグループの雰囲気や営業の楽しさを垣間見てもらいながら、和やかなひとときを過ごしました。内定者の皆さん、4月にまたお会いしましょう!